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【予約販売】亡船記|青柳菜摘

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中也賞受賞後、2年を経て作られた、青柳菜摘の三作目となる詩集。
未発表詩篇を含む22篇所収。

装幀:柳川智之
企画編集:和田信太郎
制作進行:中島百合絵
印刷:山田写真製版所
発行:thoasa

定価:2,750円(税込)
仕様:16.1×22.6cm|136p|日本語|仮フランス装(PUR無線綴じ)
2024年11月30日 第一刷 1000部発行



目次

〈新地登記簿〉
 新木
 新砂
 夢島
 貯木
 若洲

〈ぼくは戦争を手に入れた〉
 ぼくは戦争を手に入れた
 グー眠る
 san kaku no suki ma
 母の母の母の日記

〈仮語仮国仮名仮体〉
 鳥に鳥の名を
 仮語
 タイワン
 サーカス学部新設のお知らせ

〈亡船記〉
 文船
 灯船
 望船
 塩船
 蝶船
 眠船
 消船
 峰船
 方船



青柳菜摘 (あおやぎ なつみ)
1990年東京都生まれ。映像メディアを用いた同時代芸術のアーティストとして、プロジェクトベースに主題を立て作品を発表している。経験の記述化をめぐり、観察、記録、物語(詩文)を手がかりにタイムベースト・メディアの可能性を探究している。2016年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。プラクティショナーコレクティヴである「コ本や honkbooks」主宰。「だつお」というアーティスト名でも活動。
著書に『孵化日記2011年5月』(thoasa publishing, 2016)、小説『フジミ楼蜂』(ことばと vol.3 所収, 2021)、詩集『家で待つ君のための暦物語』(thoasa, 2021, 第1回西脇順三郎賞候補)、詩集『そだつのをやめる』(thoasa, 2022, 第28回中原中也賞受賞)がある。
近年の主な活動として、個展「亡船記」(十和田市現代美術館サテライト会場 space, 2022)、「ICC アニュアル 2024 とても近い遠さ」展(NTTインターコミュニケーション・センター [ICC], 2024)、国立女性美術館(NMWA)第7回「Women to Watch」候補に選出(2022)、オンラインプロジェクト「TWO PRIVATE ROOMS – 往復朗読」(2020-継続中)、「「新しい成長」の提起 ポストコロナ社会を創造するアーツプロジェクト」展(東京藝術大学大学美術館, 2021)、「第10回 恵比寿映像祭」(東京都写真美術館, 2018)、RAM Association主催「ポエトリー・キャンプ 連詩林」Co-ディレクター(2022-)。

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